AI仕事術プロンプト集|コピペで使える定番10選
AIに指示を出すたびに、毎回ゼロから文章を考えていませんか。
昨日はうまく返ってきたのに、今日は同じことを頼めない。
「もっと短く」「箇条書きで」と何度も往復して、気づけば5分。
その原因は、あなたのセンスではありません。
「型(テンプレート)」を手元に持っていないだけです。
この記事は、私が日々の仕事で実際に使っている指示文を、コピペしてそのまま使える形で1か所にまとめた保存版です。
この記事で分かること:
- 資料要約・メール・文章づくり・思考整理で使える定番プロンプト10個
- 【 】の部分を自分の言葉に差し替えるだけで使える形
- 返答の質が安定する、たった4つの共通のコツ
この記事で使うツール
お使いのチャットAI(ChatGPT・Copilot・Claude・Geminiなど。無料版でOK)
必要なもの:普段使っているチャットAIが1つあれば十分です。 できること:下のプロンプトはどのツールに貼っても同じように働きます。ツールを選びません。プログラミング不要。
なぜ「型」を持つと仕事が速くなるのか
AIの返答がイマイチなとき、私たちはつい「聞き方が悪かったかな」と自分を責めがちです。
でも実際は、うまくいった聞き方を覚えていないだけのことがほとんど。
一度うまく返ってきた指示を「型」として保存しておけば、次からは貼って、【 】を埋めるだけで同じ品質が出せます。
毎回ゼロから考えないこと。これが、AIを速く使いこなす人がやっている一番地味で効く工夫です。
以下、シーン別に10個そろえました。使いたいところから拾ってください。

シーン別もくじ
- 資料・要約(①長い資料を3行で ②使える形でフル要約)
- メール(③返信の下書き ④朝イチの優先順位づけ)
- 文章を書く(⑤報告文に変換 ⑥議事録の整形 ⑦校正・トーン調整)
- 考える・整理する(⑧企画のブレスト ⑨タスクの棚卸し ⑩お手本を真似させる)
【資料・要約】読む時間を減らす
① 長い資料を3行で要約
分厚いPDFや長い報告書を、まず全体像だけつかみたいときに。
添付のPDFの要点を、まず3行でまとめてください。 1行ずつ「結論/理由/だから何をすべきか」の順で、 それぞれ50字以内でお願いします。
深掘り→ PDFをAIで要約する具体的なやり方
② 資料を「使える形」でフル要約
3行では足りない、あとで見返して使いたいときの決定版。
このPDFを次の形式で要約してください。 ①3行サマリー(各50字以内) ②重要ポイント5つ ③数字が出てくる箇所の抜き出し ④明日から使えるアクション3つ
同じ型で、セミナー動画や音声の要約もできます。詳しくは→ セミナー動画・音声を要約するコツ
【メール】受信トレイの詰まりを解く
③ メール返信の下書き(温度感つき)
返信の文面に悩んで手が止まる、あの数分をなくします。
次の条件でメール返信を下書きしてください。 相手との関係:【社外の取引先/上司 など】 伝えたいこと:①〜 ②〜 ③〜 温度感:【丁寧め/カジュアルめ/きっぱり断る など】 制約:【200字以内/お詫びを先に/代案を必ず添える など】 上の要点で、失礼にならない返信を3パターン、温度違いで出してください。
深掘り→ AIでメール返信を下書きする手順
④ 朝イチのメール優先順位づけ
受信トレイを開いた瞬間の「どれからやる?」を一発で仕分け。
以下に貼る、今日届いたメールを次の3つに分類してください。 ① 今日中に私が対応すべき ② 相手の返信待ち(私のボールではない) ③ 読むだけ・情報共有 各メールに、その分類にした理由を一言ずつ付けてください。 なお、上司・主要顧客からのメールは、短くても優先度を上げてください。 【ここに今日届いたメールの件名・送信者・要点を貼る】
深掘り→ AIでメールに優先順位をつける方法
受信トレイの片づけを丸ごと効率化したい方は、メール仕事の全体像をこちらでどうぞ。
→ AIでメール仕事を時短する全手順(まとめ)
【文章を書く】ゼロから書かない
⑤ 上司への報告文に変換(結論ファースト)
頭の中のメモを、そのまま送れる報告文に組み直します。
次のメモを、上司にそのまま送れる報告文にしてください。 ・結論を最初の1文に ・そのあとに理由と経緯を3行以内で ・最後に「相談したいこと/判断してほしいこと」を1つ 全体で200字以内、丁寧すぎず簡潔にお願いします。 【ここに状況メモを貼る】
⑥ 議事録の整形(文字起こし→議事録)
会議の文字起こしを、読める議事録に整えます。
以下は会議の文字起こしです。次の形式で議事録に整えてください。 ①決まったこと(箇条書き) ②宿題・ToDo(担当と期限がわかれば併記) ③保留・次回に持ち越し 本文にない担当者名や期限は、勝手に補わず「未定」と書いてください。 【ここに文字起こしを貼る】
⑦ 文章の校正・トーン調整
書いた文章を、意味を変えずに整えてもらいます。
次の文章を、意味は変えずに整えてください。 ・誤字脱字と、まわりくどい言い回しを直す ・トーンは【丁寧で落ち着いた感じ/もう少しやわらかく など】 ・元の文章にない情報は足さないでください 直した箇所を、最後に3つだけ理由つきで教えてください。 【ここに文章を貼る】
【考える・整理する】頭の中を前に進める
⑧ 企画のブレスト
ひとりで煮詰まったとき、たたき台を10個出してもらう。
【 】について、企画アイデアを10個出してください。 ・ありきたりなものと、少し尖ったものを混ぜて ・各案は「一言タイトル+40字の説明」で ・実現の手軽さを★1〜3で付けて そのあと、あなたのおすすめを3つに絞って理由も教えてください。
⑨ タスクの棚卸し
やることが多すぎて動けないとき、仕分けと着手順を決めてもらう。
今抱えているタスクを貼ります。次の観点で整理してください。 ①今日やるべき/今週でよい/来週以降 の3つに仕分け ②「重要だが急がない」ため後回しにしがちなものを指摘 ③今日、最初に手をつけるべき1つを提案(理由も) 【ここにタスクを箇条書きで貼る】
⑩ お手本を見せて真似させる(万能の底上げ技)
これを覚えると、他のどのプロンプトも一段うまくなります。迷ったら、まずお手本を貼る。
これから作ってほしいものの「お手本」を先に貼ります。 このトーン・構成・長さに合わせて、【対象】を作ってください。 <お手本> 【うまくいった過去の文章を貼る】 <今回作ってほしいもの> 【条件を書く】
私がやらかした3つの失敗
これらのプロンプトは、どれも私が痛い目を見て「型」に落とし込んだものです。
失敗1:昨日の聞き方を今日は思い出せない。
毎回ゼロから指示を書いていた頃は、品質がバラバラでした。型として保存したら、貼って埋めるだけで安定するように。
失敗2:「要約して」だけで投げた。
そのあと「もっと短く」「箇条書きで」と5往復。最初に「3行・各50字以内」と数字で縛れば、一発で済んだ話でした。
注意
失敗3:AIが、ない情報を勝手に補った。議事録づくりで、文字起こしに無い担当者名と期限をAIが創作。そのまま送りかけてヒヤリとしました。以来「ない情報は足さないで」を定型文に組み込んでいます。AIの出力は、送る前に必ず自分の目で確認してください。
返答の質を上げる、4つの共通のコツ
ポイント
①数字で縛る(50字以内・箇条書き3つ、など)/②お手本を貼る(⑩の技)/③「ない情報は足さないで」を添える/④4点を明示する=「誰に・何のために・どんな形で・どのくらいの長さ」。この4点の考え方はAIで仕事が減らない理由で詳しく解説しています。
まとめ:この記事はブックマーク推奨
今日のチェックリスト:
- 使いたいプロンプトをコピペして、【 】を自分の言葉に差し替える
- 指示には数字(字数・個数)を入れて縛る
- 「元の情報にないことは足さないで」を添える
- うまくいった聞き方は、自分だけの型として保存する
この記事をブックマークして、必要なときに開いて貼って使ってください。
使うほどに、あなた専用の「型のストック」が増えていきます。
プロンプトを使いこなすほど実感するのは、AIを「速く・正しく動かす力」そのものが、これからの仕事で評価されるスキルだということ。方向は3つ——体系的に学ぶ、資格で「できる」を可視化する、AIスキルが評価される環境を選ぶ。
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③④のメール系プロンプトを、受信トレイの片づけまで含めて一本化したハブ記事です。
PDFをAIで要約する具体的なやり方
①②の要約プロンプトを、実際の資料で使う手順を丁寧に解説しています。
AIを使っても仕事が減らない、その理由
プロンプトが効かないときに立ち返りたい「4点ルール」の考え方はこちら。


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